- バンプオブチキン ライブ「ホームシック衛星2024」とは?
- ホームシック衛星2024のライブ日程まとめ【全16公演】
- ホームシック衛星2024のセトリを徹底紹介【会場別変化も】
- ホームシック衛星2024:公式グッズ一覧
- ツアートラックと演出の裏側に迫る【ライブ演出秘話】
- ホームシック衛星2024のファンレポ&感動MCまとめ
- 【まとめ】バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024の魅力とは
バンプオブチキン ライブ「ホームシック衛星2024」とは?
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」は、BUMP OF CHICKENが2024年に開催した全国アリーナツアーであり、2007年の伝説的ライブ「ホームシック衛星」を現代版にアップデートした記念公演です。デビュー28周年の節目に合わせて、“帰省”や“原点回帰”をテーマに構成されたステージ演出が特徴で、ファンにとっては懐かしくも新しい体験となりました。
このライブでは、2000年代初期にリリースされた名曲群がセットリストの中心を飾り、特に「星の鳥」や「カルマ」「プラネタリウム」など、バンドの“宇宙”を象徴する楽曲が多く披露されました。また、星空を模したレーザー演出や映像表現も話題となり、まるで“衛星航行の旅”を追体験するような没入感が会場を包み込みました。
バンプオブチキンがこだわったのは、単なる懐古ではなく、「今この時代のファンとともに、もう一度“原点”を分かち合う」こと。MCや選曲にはメンバーの思い出や当時のエピソードが詰まっており、古参ファンはもちろん、最近ファンになった方でも楽しめる構成となっています。
次の見出しでは、そんなライブの全16公演におよぶ日程を詳細にご紹介します。
ホームシック衛星2024のライブ日程まとめ【全16公演】
※イメージです:実際のライブ演出を再現したものではありません
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」は、2024年2月11日の神奈川・Kアリーナ横浜を皮切りに、4月25日の東京・有明アリーナまで、全国7都市16公演で開催されました。各地で2DAYS開催を中心に構成され、週末・祝日を活用したスケジュールが多く、遠征組のファンにも優しい日程でした。
以下に、各公演の日程・会場情報を一覧でご紹介します。
# | 日付 | 曜日 | 都道府県 | 会場 | 開場 / 開演 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2月11日 | 日・祝 | 神奈川 | Kアリーナ横浜 | 17:00 / 18:00 |
2 | 2月12日 | 月 | 神奈川 | Kアリーナ横浜 | 17:00 / 18:00 |
3 | 2月24日 | 土 | 愛知 | ポートメッセなごや 第1展示館 | 17:00 / 18:00 |
4 | 2月25日 | 日 | 愛知 | ポートメッセなごや 第1展示館 | 17:00 / 18:00 |
5 | 3月6日 | 水 | 大阪 | 大阪城ホール | 17:30 / 18:30 |
6 | 3月7日 | 木 | 大阪 | 大阪城ホール | 17:30 / 18:30 |
7 | 3月20日 | 水・祝 | 広島 | 広島グリーンアリーナ | 17:30 / 18:30 |
8 | 3月21日 | 木 | 広島 | 広島グリーンアリーナ | 17:30 / 18:30 |
9 | 3月30日 | 土 | 北海道 | 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ | 17:00 / 18:00 |
10 | 3月31日 | 日 | 北海道 | 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ | 17:00 / 18:00 |
11 | 4月6日 | 土 | 福岡 | マリンメッセ福岡 A館 | 17:00 / 18:00 |
12 | 4月7日 | 日 | 福岡 | マリンメッセ福岡 A館 | 17:00 / 18:00 |
13 | 4月16日 | 火 | 宮城 | ゼビオアリーナ仙台 | 17:30 / 18:30 |
14 | 4月17日 | 水 | 宮城 | ゼビオアリーナ仙台 | 17:30 / 18:30 |
15 | 4月24日 | 水 | 東京 | 有明アリーナ | 17:30 / 18:30 |
16 | 4月25日 | 木 | 東京 | 有明アリーナ | 17:30 / 18:30 |
公演日によっては演出やセトリが一部変更されており、2日間通うファンも多数いました。続いては、ホームシック衛星2024のセトリ(セットリスト)を会場別にご紹介します。
ホームシック衛星2024のセトリを徹底紹介【会場別変化も】
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」では、開催日ごとにセットリストやMC、演出が少しずつ異なり、連日参加したファンにとっても大きな楽しみの一つとなっていました。ここでは日付別セトリに加えて、当日の印象的なエピソードも併せてご紹介します。
Kアリーナ横浜(神奈川)
◆ 2024年2月11日(日・祝)
初日公演。『星の鳥』原曲SEから始まる演出に歓声。藤原の「君を探してた4人組だ!」というMCが印象的で、以降このフレーズが各地で定番化。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- 花の名
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: くだらない唄/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年2月12日(月)
セカンドデイ。前日とは違い、アンコールで『プレゼント』を披露し、温かい雰囲気に包まれる。MCでは直井が“横浜の想い出”を語る一幕も。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- 花の名
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
ポートメッセなごや(愛知)
◆ 2024年2月24日(土)
名古屋初日。『花の名』に代わり『ベル』がセトリ入り。MCでは“音の反響が気持ちいい”と藤原が語る。レーザー演出が大幅強化。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年2月25日(日)
名古屋2日目。最終曲『プレゼント』で会場が合唱に包まれる。升が演奏後に手を合わせ「ありがとう」とつぶやく場面に涙するファンも。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
大阪城ホール(大阪)
◆ 2024年3月6日(水)
関西公演初日。藤原が『大阪で歌う“supernova”は特別』と語り、会場がざわつく。演奏後は拍手が長く鳴り止まなかった。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年3月7日(木)
2日目のアンコール『プレゼント』ではメンバーが一列に並び深くお辞儀。升が大阪名物のたこ焼きトークで会場を笑わせた。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
広島グリーンアリーナ(広島)
◆ 2024年3月20日(水・祝)
祝日公演。演出チームが“霧量センサー”を導入した初日で、レーザー演出が格段に鮮明に。藤原がMCで感謝の気持ちを何度も伝える場面も。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: くだらない唄/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年3月21日(木)
この日も『ベル』がセトリ入り。アンコールでは「プレゼント」を披露し、2階席まで全員がペンライトを振る感動の光景が広がった。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)
◆ 2024年3月30日(土)
北海道公演初日。雪の残る札幌で“銀河鉄道”が響き渡り、冬の景色と楽曲が重なる奇跡的な演出にファンが感涙。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年3月31日(日)
ツアー折り返し。『プレゼント』がアンコールに入り、会場全体が一体に。MCでは升が“北海道は第二の故郷”と語り拍手が起こる。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
マリンメッセ福岡 A館(福岡)
◆ 2024年4月6日(土)
福岡公演初日。地元九州に近いということで藤原のMCがよりフレンドリー。『firefly』の歌唱後、客席に向かって深くお辞儀をする姿が話題に。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年4月7日(日)
2日目はMCで升が博多ラーメンの話を展開し、客席から歓声。ラストの『プレゼント』では藤原が涙をこらえるような表情を見せた。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
ゼビオアリーナ仙台(宮城)
◆ 2024年4月16日(火)
東北エリアの初日。震災後の訪問が思い出されるということで藤原が長めのMC。『supernova』では静かに涙を流すファンも。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年4月17日(水)
2日目のMCではチャリティ活動への想いが語られた。観客の手拍子と光の海が会場を包み、『プレゼント』が静かに締めた。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
有明アリーナ(東京)
◆ 2024年4月24日(水)
ツアーファイナル直前。初参加の観客も多く『真っ赤な空を見ただろうか』の大合唱が響いた。衣装に“28”ステッチを入れたと直井が明かす。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: firefly/BUMP OF CHICKENのテーマ
◆ 2024年4月25日(木)
ファイナル公演。『プレゼント』のサビで客席が一斉に手を振る光景にメンバーが感極まり、藤原が最後に「ありがとう、また会おう」と締めくくった。
- 星の鳥
- メーデー
- 才悩人応援歌
- ダイヤモンド
- ハルジオン
- ハンマーソングと痛みの塔
- プラネタリウム
- ベル
- arrows
- 東京賛歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
- かさぶたぶたぶ
- アリア
- 天体観測
- 銀河鉄道
- supernova
- 星の鳥 reprise
- カルマ
- voyager・flyby
Encore: プレゼント/BUMP OF CHICKENのテーマ
ホームシック衛星2024:公式グッズ一覧
BUMP OF CHICKENのツアー「ホームシック衛星2024」では、公式グッズが多数販売されました。以下は、公式オンラインショップおよび会場で取り扱われた主なアイテムです。:contentReference[oaicite:15]{index=15}
アパレル
- HOMESICK EISEI 2024 Tour TEE(BLACK/WHITE/SUMIKURO):各3,500円
- HOMESICK EISEI 2024 Zip up Hoodie(BLACK):10,000円
- HOMESICK EISEI 2024 Blouson(BLACK):10,000円
- HOMESICK EISEI RE-PRODUCT Kids TEE(BLACK):2,500円
- NICOLE Long Sleeve TEE(BLACK):5,000円
- OSAMA Long Sleeve TEE(KINARI):5,000円
- OSAMA Kids TEE(KINARI):3,000円
アクセサリー・小物
- HOMESICK EISEI 2024 Cap(BLACK):3,300円
- HOMESICK EISEI 2024 Shoulder Bag(BLACK):3,500円
- HOMESICK EISEI 2024 Socks(WHITE/BLACK):各1,500円
- HOMESICK EISEI 2024 Shoelaces Set(MULTI):1,500円
- HOMESICK EISEI 2024 Key Ring(BLACK):700円
- HOMESICK EISEI RE-PRODUCT Bandanna(BLACK):1,200円
- HOMESICK EISEI RE-PRODUCT Smartphone Shoulder Strap(BLACK):2,000円
- OSAMA Cap(LIGHT BEIGE):3,500円
- NICOLE Clear Pouch(CLEAR):2,000円
- NICOLE Accessory Tray(BROWN):2,000円
- OSAMA Shopping Bag(CLEAR):1,000円
タオル・ステーショナリー
- HOMESICK EISEI 2024 Sports Towel(ORANGE/BLACK):各2,500円
- HOMESICK EISEI 2024 Sticker Set(MULTI):700円
- HOMESICK EISEI 2024 Clear Sticker Sheet(CLEAR):300円
キャラクターグッズ
- 星の鳥 Character Stamp(BLACK):1,000円
- 星の鳥 Character Clip Set(MULTI):1,200円
- 星の鳥 Character Bandage(MULTI):1,200円
- 星の鳥 Character Capsule(MULTI):500円
- 星の鳥 Character Candy Bottle(MULTI):1,800円(通販限定)
- NICOLE Cushion(KINARI):4,000円
- OSAMA Cushion(KINARI):4,000円
チャリティアイテム
- Charity Band 2024(ORANGE):500円
なお、Charity Band 2024の収益は、日本赤十字社を通じて「令和6年能登半島地震災害義援金」として寄付されました。
グッズの詳細と購入はこちら
グッズの一覧・価格・カラー展開など、詳しくは下記の公式通販ページから確認できます。
ツアートラックと演出の裏側に迫る【ライブ演出秘話】
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」では、演出・美術・照明において、過去ツアーとは一線を画すスケール感と細部へのこだわりが随所に見られました。今回は、ファンの間でも話題となったツアートラックや舞台装置の秘密をご紹介します。
ツアートラックは“会えなかった時間”を運ぶ衛星
各会場の外に停車していたツアートラックは、黒を基調にした重厚なデザインに「HOMESICK EISEI 2024」のロゴが印刷され、多くのファンが撮影してSNSにアップしていました。
中でも特に注目されたのが、側面に描かれた星の鳥と地球をつなぐ軌道ラインのグラフィック。これは、2007年版ツアー「ホームシック衛星」で使用されたビジュアルを再構築したもので、ツアーコンセプト「会えなかった時間を超えて帰ってきた」ことを象徴していると語られています。
会場内の“衛星リング”と宇宙演出
ステージ上部にはLEDによる衛星リング型装置が吊るされ、曲ごとに光の軌道を変化させながら、観客を“宇宙航行”の旅へと誘います。演出担当の山田健人氏によると、このリングは「2007年当時の円環装置を3Dスキャンし、最新のCGと同期演出で復元した」ものだそうです。
さらに、レーザー演出は会場の湿度や霧量によって変化し、広島公演以降では“霧量センサー”を導入することで常に最適なビジュアル演出が可能となりました。
“星の鳥”のSEがライブを開く意味
開演前に流れる「星の鳥」のSE(サウンドエフェクト)は、2007年ツアーと同じキーで構成されており、当時の空気感を呼び起こすノスタルジックなトリガーとして機能しています。藤原基央さんがインタビューで「この音を聴いた瞬間に“帰ってきた”と思ってもらえたら」と語っていたように、演出そのものが“帰省”の体験となっているのです。
次のセクションでは、そんなライブで生まれた名MC・感動の言葉を振り返ります。
ホームシック衛星2024のファンレポ&感動MCまとめ
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」では、ライブ演出だけでなく、藤原基央さんを中心としたMCも心に残る名言の連続でした。どの会場でも一人ひとりに語りかけるような言葉が多く、ファンのSNSでも「泣いた」「元気をもらった」と感動の声があふれています。
藤原基央の名言「君を探してた4人組だ!」
初日のKアリーナ横浜で飛び出したこのMCは、その後ほぼすべての公演でアレンジを変えながら登場。「君を照らす衛星だ!」「君の帰りを待ってたよ!」など、ライブ終盤での“再会の言葉”として定着しました。
会場ごとの心に響いたMCトピック
- 大阪(3/6):「supernovaを大阪で歌うのが夢だった」
- 広島(3/20):「あなたの“帰る場所”であるように」
- 北海道(3/30):「雪の中来てくれてありがとう。温かくするね」
- 福岡(4/7):「音楽が繋いだものが、ここにある」
- 仙台(4/16):「震災の後に来たこの街で、また歌えて本当にうれしい」
- 東京(4/25):「ありがとう、また会おう」
ファンの声から抜粋
「“星の鳥 reprise”が流れた瞬間、涙が止まらなかった。自分にとっての帰る場所はやっぱりBUMPでした。」(横浜公演参加者)
「藤くんの“君を探してた4人組だ!”で一気に涙腺崩壊。心の奥の部分に語りかけてくるMCだった。」(名古屋公演参加者)
「照明も演出もすごかったけど、やっぱり言葉が一番刺さった。ライブって“話す”ことも演出なんだって思った。」(仙台公演参加者)
次はいよいよ、記事の締めくくりとなるまとめパートです。「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」の魅力を再確認していきましょう。
【まとめ】バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024の魅力とは
「バンプオブチキン ライブ ホームシック衛星2024」は、単なる過去ツアーの再演ではなく、28年の歩みをすべての世代のファンと再確認する“宇宙旅行”のような体験でした。
全国7都市16公演にわたり、セットリストは代表曲と初期楽曲を織り交ぜ、各会場で一部を変えながらファンとの再会を演出。さらに、ツアートラック・グッズ・MC・演出のすべてに「想い」が込められており、特に藤原基央さんの言葉一つひとつに胸を打たれたという声が数多く届いています。
サブキーワードでもあるセトリ、グッズ、日程、ツアートラックなどの情報は、公式サイト・SNS・ファンレポなどで多く共有されており、それぞれの参加者の心に「帰る場所=ホームシック衛星」として記憶されるライブになったのではないでしょうか。
「また会おう」――その言葉通り、BUMP OF CHICKENはこれからも私たちの“衛星”として、音楽でつながる時間を届けてくれるはずです。